砂漠の空気から飲み水を取り出せる、こんにゃくゼリーフィルムが開発される

砂漠の空気から飲み水を取り出せる、こんにゃくゼリーフィルムが開発される

砂漠の空気から飲み水を取り出せる、こんにゃくゼリーフィルムが開発される

砂漠の空気から飲料水を作り出すフィルム

 世界の3分の1の人々は乾燥地帯で暮らしており、深刻な水不足に悩まされている。そこで新たに開発されたのが、大気中から低コストで、水分取り出して飲料水にすることができるゼリー状のフィルムだ。

 いわば「スターウォーズ」に出て来る砂漠の惑星「タトゥイーン」の水分凝結機 のようなものだ。

 『Nature Communications』(2022年5月19日付)に掲載された研究論文によると、このフィルムは、こんにゃくや植物繊維の主成分が原材料で、1キログラムあたりわずか2ドル(250円)ほど。

 フィルム1キロで、湿度15%のもっとも乾燥した地域でも1時間あたり6リットル、湿度30%なら13リットルも飲み水を取り出せるという。

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