ドイツの墓地で、史上最速のプラスチックを分解能力を持つ酵素が発見される
埋立地に捨てられたプラスチックゴミは、自然に分解されるまで何百年もかかる。だが新たに発見された、堆肥の遺伝物質から抽出された酵素ならば、1日もしないうちに食い尽くしてしまうそうだ。
そのポリエステル加水分解酵素は「PHL7」という名で、ドイツの墓地で堆肥をガツガツ食べているところを発見された。
そこでペットボトルでおなじみの「ポリエチレンテフタレート(PET)」に試してみたところ、16時間以内に9割を分解できることがわかったのだ。
これまで知られている中で最速の天然のプラスチック分解者であるという。