スパイシーで甘い香り。クレオパトラが男性をメロメロにした香水を科学者が再現
古代エジプト、プトレマイオス朝最後の女王、「クレオパトラ」が、ユリウス・カエサルやマルクス・アントニウスをメロメロにしたと言われる香水が、歴史に基づくレシピ、化学的な分析、そして試行錯誤の結果、復元された。
フランスの哲学者、ブレーズ・パスカルは、「もしクレオパトラの鼻が低かったら、世界の歴史は変わっていただろう」と言った。
これは、古代世界でもっとも影響力のあった2人の男性を虜にしたのは、クレオパトラの頭脳ではなく美しさだとする物言いだ。
彼女が男性を魅了したのは、香水の効果もあったのかもしれない。