脳しんとうを起こすと、腸内細菌が変化することが判明
脳と腸に密接な関係があることはよく知られているが、腸内細菌は脳の緊急事態をも伝えてくれているようだ。
脳しんとうは、頭部への衝撃を受けたことで生じる、意識消失や意識障害、記憶障害、けいれんなどの神経の機能的変化のことだ。だが脳に明らかな損傷が見受けられないため、その診断が難しいという。
新しい研究によると、脳しんとうを起こすと腸内細菌が変化することがわかったという。これを利用すれば脳しんとうの診断ができ、更に回復具合を確認することもできるという。