ポプラ事件
ポプラ事件とは、1976年8月18日(現地時間、UTC+9)に、韓国と北朝鮮の軍事境界線上にある板門店で発生した事件である。ポプラのまさかり事件とも呼ばれる。韓国では8.18斧殺害事件または斧蛮行事件、北朝鮮では板門店事件とも呼ばれる。
共同警備区域内に植えられていたポプラ並木の一本を剪定しようとした、韓国軍兵士と韓国人作業者と国連軍を成す1国であるアメリカ陸軍工兵隊に対して朝鮮人民軍将兵が攻撃を行い、2名のアメリカ陸軍士官を殺害、数名の韓国軍兵士が負傷した。
(国連軍は朝鮮人民軍に対してポプラの木の剪定を行うことを通告していたが、朝鮮人民軍はこのポプラ並木は金日成主席が手ずから植えて育てたもので現在もその指導下で生育しているとして[4]、国連軍による剪定を認めなかった。)
同事件は第二次朝鮮戦争の引き金になりかねない出来事でもあった。また、この事件を契機に共同警備区域内にも軍事境界線が設定された。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ポプラ事件