脳内で視覚的なイメージを描けない「アファンタジア」の症状があるかどうかは目をみればわかる
「アファンタジア」という奇妙な症状がある。例えば今いる部屋の作りを脳内で思い出してみよう。家具やインテリア、窓、カーテンの色や形状のイメージが描けるはずだ。ところが、アファンタジアの症状を持つ人は頭の中で視覚的なイメージを思い浮かべることができない。
これまで、この症状は本人が言うまで周りの人にはわからなかった。しかし最新の研究では、アファンタジアの症状を持つ人の特徴が明らかとなった。
ある形状を想像した時の瞳孔の変化で、アファンタジアを客観的に診断することができるという。