イカの皮膚にインスパイアされた断熱素材がコーヒーを温かく保ってくれる
イカにインスパイアされた新たなSF的テクノロジーは、コーヒ好きやお茶好きなら重宝するだろう。それは中身を温かく保ってくれる新素材だ。
カリフォルニア大学アーバイン校の化学・生物分子エンジニア、アーロン・ゴロデツキー教授が開発した複合断熱素材は、カップに巻いておけば飲み物はいつまでも温かい。
テイクアウト用の容器にも使えるし、冷たい温度を適切に保ったまま品物を輸送するときにも便利だ。開発のヒントになったのは、イカが皮膚の色を変えるときに使う「色素胞」という細胞だという。