死んじゃったけどまだ産める!死後24時間以内の魚から子孫を作る技術を開発(東京海洋大)
サバにマグロを産ませたり、ニジマスにヤマメを産ませる「代理親魚」の技術研究を積極的に行っている東京海洋大学では、希少種の魚を安全な方法で繁殖させる方法を模索している。
今回新たに報告された研究によると、死んだの魚の子孫を作ることに成功したという。
死後24時間以内の魚から、卵と精子のもととなる細胞(生殖幹細胞)を取り出し、別の魚に移植させたところ、正常に卵巣や精巣に取り込まれ、卵や精子に分化することが確認できたそうだ。
絶滅危惧種の遺伝子を残す技術として期待されている。