臨死体験は幻覚ではない。大まじめな研究結果が報告される
これまでの調査によると、心停止の状態から蘇生した人の4~18%が臨死体験を経験したと報告されている。だが、科学的にこの概念は明確に定義されていない。
だがようやく今回、医学から神経生理学まで幅広い分野の科学者が、死の研究に関する新たなコンセンサス・ステートメントを発表した。
学術誌『New York Academy of Sciences』に発表された査読付き論文では、死と臨死体験について、専門家たちが基本的な意見の一致をみたと表明している。
それによると、臨死体験は幻覚とは違うという。臨死体験は、明確な認知プロセスで、空想の産物とは言い切れないという。