触れるな危険。チェルノブイリの森の中で発見された作業車両部品「チェルノブイリの爪」
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「チェルブイリの爪」とは、1986年にあの史上最悪の事故を起こしたチェルノブイリ原子力発電所から危険な放射性グラファイトを取り出すために使用されていた、作業車両のグラップル型アタッチメントのことだ。
メルトダウン後の事後処理作業では、爪は普通に廃棄するにはあまりにも危険すぎると判断され、今ではゴーストタウンと化したプリピャチの周囲に広がる森の奥深くに捨てられた。
二度と人の目に触れぬことを願われながら――。
それが置き去りにされた場所はごく少数の人間にしか知らされておらず、ウクライナ政府にそこへ行く許可を求める人もほとんどいない。