タコの悲しい住宅事情。人間の捨てたゴミを隠れ家とするタコが急増
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タコが海底に落ちている物を利用して、外敵から身を守る隠れ家にしたり、産卵の巣にしたりすることはよく知られており、これまでは貝殻などを利用していた。
ところが、人間が貝を乱獲し、人間がゴミを大量に海に捨てるせいで、タコの家が貝殻から缶や瓶な、プラスチックなどのゴミに代わってきたという。
彼らの最新住宅事情が明らかにしたのはリオグランデ連邦大学(ブラジル)の研究グループだ。
『Marine Pollution Bulletin』(2022年1月29日付)に掲載された研究によると、ゴミの家のせいで、タコが危険な毒物にさらされる危険があると警鐘を鳴らす。