冷たい水がメガロドンを巨大化させたという研究結果
「メガロドン」は、約1500万年~360万年前に生息していたと考えられている史上最大級の絶滅種のサメである。
断片的な化石しか残されておらず、詳しいことはわかっていないが、新たな研究によると、メガロドンは、暖かい水域よりも寒い水域で、より大きなサイズに成長した可能性が高いという。
学名オトドゥス・メガロドン(Otodus megalodon)は、ネズミザメ科の仲間で、少なくとも体長15メートルもの巨大な体躯を誇っていた。
米デポール大学の古生物学者 島田賢舟教授は、その化石が発見された地域と大きさとの関係を調査し、『Historical Biology』(2022年3月6日付)で報告している。