ヨルダンの砂漠で9000年前の祭祀場を発見。保存状態は良好
ヨルダンとフランスの考古学チーム「「南東バディア考古学プロジェクト(SEBAP)」が、ヨルダン東部の人里離れた砂漠にある新石器時代の遺跡で、およそ9000年前の祭祀場を発見したと発表した。
祭祀場からは、石像や祭壇、動物の像や貝殻など、100を超える遺物が発見された。
祭祀場の近くには、大型の人造構造物が発見された。これは「砂漠の凧(カイト・サイトは)」と呼ばれる、猟師たちが野生のガゼルを追い込むために使用していたとされる大型の罠で、これまで発見された中で最も古いという。