唯一の種とされていた古代生物「オパビニア」に第2の種がいることが判明

唯一の種とされていた古代生物「オパビニア」に第2の種がいることが判明

唯一の種とされていた古代生物「オパビニア」に第2の種がいることが判明

古代生物「オパビニア」に第二の種がいることを発見

image credit:artwork by F. Anthony

 多種多様な地球の生物群がほぼ出揃ったとされるカンブリア紀には、「カンブリアンモンスター」と呼ばれる奇妙な生物が登場した。

 アノマロカリスやハルキゲニア、マーレラにウィワクシアなどなど、ユニークな生物が盛りだくさんだ。5つ目の頭部からハミサのついた吻が伸び、両脇にいくつものヒレとエラがある「オパビニア類」だもその1種である。

 これまでオパビニア類に属する種は、唯一「オパビニア・レガリス」だけとされてきた。だがこのほど、1世紀以上ぶりに新たなオパビニア類が発見された。

 2番目のオパビニア類の仲間は、これまでアノマロカリスと同じ「ラディオドンタ類」に分類されていた「ウタウロラ・コモサ(Utaurora comosa)」だ。

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