火星に生命生存の条件が整ったのは37~39億年前。火星由来の隕石から明らかに
赤い惑星「火星」には、かつて生命が存在した可能性があると考えられている。しかし、具体的にいつからいつまで生命が存在できたのか、正確に推測するのは難しい。
だが地球に落下した火星の隕石は、それを知るヒントを与えてくれている。
オーストラリアの研究者によって、「ブラックビューティ」と呼ばれる火星由来の黒い隕石から、44億5000万年前の火星に巨大な隕石が衝突したことを示す痕跡が発見された。
これに基づくならば、火星に生命が存在できる条件が整ったのは、37億~39億年前であることが推測できるそうだ。